最近、自分の人生を振り返る機会があり
思い返してみると、自分ってアダルトチルドレン!?と
感じることが多々ありました。
それを今日は皆さんに共有したいと思います。
アダルトチルドレンだと思った出来事
私は幼いころから周囲に気を遣う性格で、友達の仲裁役になることが多く
ガキ大将のしもべみたいな小学校生活でした(笑)
周囲の人に意見できず、自分の意思があるのかないのかもわからない状態でした。
社会人になっても人間関係で沢山失敗しました。
現在30代も後半になり、やっと自分の人生を歩んでいく強い決意が出てきました。(遅!)
アダルトチルドレンとは?
アダルトチルドレン(AC)は医学用語ではなく、診断名ではありません。
あくまでも生きづらさや心の傷を抱えた人を指す「概念」として捉えてください。
ACとは、機能不全家族で育ったことにより
子ども時代のトラウマや心の傷が大人になっても影響し続け
生きづらさや人間関係の困難を感じている成人を指します。
特徴としては
〇自己肯定感が低い・自尊心が低い
〇人間関係が苦手、他人の評価に敏感
〇過剰な責任感や自己犠牲、完璧主義
〇家族や周囲に「良い子」であろうと無理をしがち
〇他人に頼れず、一人で抱え込む傾向
〇問題や緊張を和らげようと過度に努力する
〇共依存的な関係に陥りやすい
…私の紹介ですか?
ってくらい当てはまってて笑ってしまいました。
今は笑えますが、渦中にいるときは認められませんでした。
障がい児・者のきょうだいは、家庭内での役割の混乱や心理的負担、家族機能の特徴から
アダルトチルドレン的な傾向を持つリスクが高まる場合があると指摘されています。
(大瀧,2011)
今は実家を出ているので家族のことでしんどいと思うことも少なくなりましたが
学生さんや、理由があって家族と一緒に暮らしている方は
しんどいだろうな…と思います。
「障がいを持つ方」も、その「きょうだい」も支援される立場です。
しんどい時は一人で抱え込まず、誰かを頼ってください。
私にとっては大学の先生や友達でした。
迷いながらも、一歩前へ。
一緒に歩んでいきましょう。
管理人 Cocone
参考文献
大瀧玲子(2011).発達障害児・者のきょうだいに関する研究の概観―きょうだいが担う役割の取得に注目して―.東京大学大学院教育学研究科紀要,51,245-241.
コメント